福玉精穀倉庫は、その名のとおり「倉庫事業」と「精穀事業」の2つの事業から成り立っています。
精穀業からスタートし、原料・製品の保管、管理のノウハウは、戦後の昭和26年(1951)に進出した倉庫業に
生かされ、「トータル物流サービス」へと発展しています。
「精穀事業」は今も、歴史と伝統をベースにして、新たな領域を開拓しています。
商品が集中する倉庫には、様々な可能性がある。たとえば商品の組み付けやセットアップ、値札付けなどの軽加工は、フクタマがいち早く構築した、倉庫の付加価値を高める機能の一つ。倉庫にプラスαの機能を持たせることで、「活きた倉庫」に変わる。この「活きた倉庫」を物流サービスの中核にすれば、さらなる時間短縮、さらなるコスト削減にもつながる。
モノの流れをつくり、保管する倉庫から、物流の拠点へ。受注発注、流通加工、管理など、物流のあらゆる付加価値を備え、物流ニーズにフレキシブルに応える倉庫をフクタマはご提供します。
明治のはじめ、小さな水車から歴史が始まった精穀事業。「麦を衰退させてはならない。」人々の健康、暮らしに深く根をおろし、ひいては地域社会に奉仕する。そんな想いをのせて水車を回し始めました。以来、麦への想いはとどまることを知らず、食べやすさを追求した加工、製品化などさまざまな開発がなされています。一時期、人々の麦ばなれが起こった時も、麦の新しい可能性を求め、さらなる開発に取り組んできました。「麦を衰退させてはならない。」この熱意こそが今もフクタマの原動力となっています。
現在では、麦の香ばしいおいしさを引き出す「焙煎事業」。麦茶の煮出し用、水出し用に便利なティーバッグやパック茶の包装を請け負っている「包装事業」。創業以来携わってきた穀物の技術ノウハウを麦以外の穀物の加工にも役立てた「米加工事業」。自社製品の麦茶・麦ごはん・乾麺の企画・販売のほか、各種穀物の仕入・販売を行う「製品販売」の4つの事業を中心に、麦に関わる幅広い事業を展開しています。